一級建築士試験の設計製図試験で欠かせないものは作図力です。
制限時間の中で図面を描き上げなければならないので作図力が最も重要です。
その作図力を鍛えることが製図力の基本となり設計力を高めることとなります。
つまり、パソコンのCADで描く能力ではなくて、手で描ける能力を身につけることが必要です。
エスキスが大事なんだよという人は、作図力に自信がない人が言う言い訳でしかありません。
エスキスを鍛えようと考えるのは確かに大事なことですが、作図力を身につけないでエスキスを先に勉強するのは
効率が悪いです。
一級建築士を目指すなら誰が見ても、いい図面を描かなければ落ちます。
さすが一級建築士の図面だと言われるようにならないといけないわけです。
最初にやることは作図力をとにかく鍛えること。
その作図力の基本は線を極めることです。
学生時代にやったかもしれませんが、基礎製図のレベルです。
とにかく線をきれいに描くこと。
線が縦、横にきれいにかけるようになると結果的にいい図面になります。
作図力がないという人は、まずは線をきれいにかけるようにしましょう。