試験まで残された時間は限られています。
時間を有効に活用するためには、スケジュールを立てることだと思ってませんか?
半分は正解です。
スケジュールを立てる前に、あることを知っておく必要があります。
それは、ただ日程表を作り勉強スケジュールを立ててもうまくいかないということです。
なぜなら試験までは期間がありませんが、残されたわずかな時間でも試験力が伸びる時期でもあるからです。
試験力がついてくるので、作業効率が飛躍的に増えて行きます。
やることがたくさんあるのに、計画を細かく作ってしまったら日程表とにらめっこになってしまって、
スケジュール通りに進まないものです。
スケジュール管理で動くのが好きな人は、おおいにやるべきだと思いますが、たいていの人はスケジュール通りに出来ません。
夏休みの前半のうちに宿題を終わらせられる人は、試験勉強も先に進んでいることでしょう。
そうでない後半になって宿題を終わらせようとする人は、考えると苦しくなるだけで時間だけがどんどん過ぎていきます。
なぜうまくいかないことが多いかというとスケジュールには、人の感情を記入する項目がないからですね。
感情に左右されてしまう、
そして
試験直前まで試験力はどんどん伸びていくからです。
成長率が計算しにくいからです。
スケジュールを立てるな!
と言ってるわけではなくて、やり方を見直してみて欲しいから言ってるんですね。
もちろん解決方法はあります。
試験まで時間がないときには「やることリスト」だけを作成します。
これから何をするのか?
という具体的な行動リストを作り、やれるところをコツコツやります。
そして、試験前は質も重要ですが、直前期には数多くの問題に当たる量をこなすことです。
試験が直前に迫っているときは、小さいところにこだわりすぎると全体を見失ってしまうおそれがあるので、量をこなしながら全体を総括するつもりで取り組みます。
小さい2割に集中するのではなく、大きな8割の部分に焦点を当てることで得られる成果が大きくなるんですね。
やることリストを作り、コツコツ量をこなすようにしてみましょう。
ポイントは、
◯月◯日◯◯をやる
というスケジュールを立ててはダメです。
いつぐらいまでに、この問題集を3回とくとか、参考書を2回読むとか、具体的な量で目標を立てると日々のプレッシャーにやかれることなく勉強に集中できます。
逆に調子の良いときは、どんどん進んでいいわけです。